ダイナミックレンジの幅が広い画像の事を意味する単語です。
RGB各32bitを越えるダイナミックレンジを持った画像のことを言います。
デジタルカメラで写真を撮ったことのある方でしたら経験があるのかも知れませんが、部屋から窓の向かってシャッターを切ったときに、以下のようなパターンになることがあります。
一般的に使われているJPEG形式やPNG形式、BMP形式では保存できる色の幅が狭いためこのような現象が起こってしまいます。
つまり、これらの形式でCG空間に配置したとしてもリアルなレンダリングイメージを得ることは難しいのです。
ですが、AとBを合成することで右図Cような幅の広い階調を持ったHDRIを作成することが出来ます。
そのHDRIを使うことでよりリアルな空間を簡単に演出することが出来るようになります。
街の風景をバックにしたときに、建物をすべてCGで形作るのは大変ですが、HDRIの配置することで簡単かつ迅速なイメージ作成を可能にします。
ShadeでのHDRIの使い方については、"HDRIの使い方"ページをご覧になって下さい。